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フードの品質に対するペットの飼い主の認識

10 August 2020 – News

近年、伴侶動物に対する飼い主の感受性は高くなってきている。そして、栄養素が動物の福祉を維持する1つの方法であるとみなされることによって、この問題に対する関心も高くなってきている。

ペットフードを購入する際の意思決定の過程についてより理解を深めるために、イタリアのペットショップと見本市でアンケートを実施した。猫、犬、そして猫と犬両方の飼い主から935件の回答を得た – 主に女性(61.8%)。

過去の研究によると、犬と猫の飼い主はペットのアクセサリーに比べて、品質が良いと思われるフードに対して、より多くのお金を使おうとする。彼らは様々な情報源から情報を入手するが、全ての情報が信頼できるわけではないことを理解している。

結果を正しく分析するため、回答を得たペットの飼い主の購買習慣についての質問と合わせて、ペットの飼い主人口について社会人口分析を実施した。回答者のほとんどはドライとウェットの両方のペットフードを購入しており、信頼する情報源についての調査では、ブランドのウェブサイトが獣医師のアドバイスを上回った。

猫と犬の飼い主間、そして、回答者の年齢によっていくつかの違いが認められた。猫の飼い主はペットフードの外観と匂いについて高い関心を持っていた。一方、犬の飼い主は肉の量と健康な外観の糞便に注目していた。さらに、高齢の回答者は、動物の満足度や糞便の質、フードの外観に比べて製品の価格をより重視していた。35歳未満の回答者は、糞便の質や蛋白質の割合、リサイクル可能な包装の有無に注意を寄せていた。

教育レベルも消費者の購買判断に関連していた – 例えば、学位取得者では、虐待なしを謳った文言が意思決定要因の1つとなっていたが、初等教育のみの修了者では同様のことは確認されなかった。

また、本研究は、ペットフードの購買行動と人の栄養素への関心の高まりの間に直接的な相関性があることも指摘している。人の食品と同様に、「天然」成分の存在がペットフードの品質の最も重要な指標として認識されているからである。

Vinassa M. et al. Profiling Italian cat and dog owners’ perceptions of pet food quality traits(ペットフードの品質特性に対するイタリアの猫と犬の飼い主の認識調査). BMC Veterinary Research (2020) 16:131. https://doi.org/10.1186/s12917-020-02357-9