獣医師コース
アドバンス - 小動物整形外科学
GPAdvCert in Small Animal Orthopaedic Surgery
ISVPS General Practitioner Advanced Certificate (GPAdvCert)
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6月 2025 - 3月 2026
小動物整形外科学アドバンス – Advanced Certificate
小動物整形外科のGeneral Practitioner Advanced Certificate (GPAdvCert)は、獣医外科医のための上級レベルの「ネクストステップ」プログラムです。
本プログラムのユニークな特徴によって、小動物整形外科に関してさらなる自信と技術を確立できます:
- 各モジュールは整形外科専門医が担当しますので、質問をしたり実践的な指導を受ける機会が豊富にあります。
- ステップバイステップによる意思決定プロセスによって、整形外科疾患の治療において最善の選択ができるようになります。理論的な概念を実践に移すために、数多くの症例検討を取り扱います。
- セッションには、ノートや追加資料にアクセスできるオンライン学習プラットフォームが含まれます。
- 全てのモジュールにおいて、大阪の優れたウェットラボ施設で実践的な実習ができます。最新の設備を備えていますので、学習効率を向上できます。
会場: Osaka, Japan
日程: 6月 2025 - 3月 2026
GPAdvCert in Small Animal Orthopaedic Surgery
価格については価格タブをご覧ください
ISVPSによる認定::
01 - 創外固定
学習の目的
創外固定器の装着に重要な15つの原則について説明する。
大腿骨骨折および脛骨骨折の治療に用いられる創外固定器(ESF)の異なる配置の仕方について説明する。
脛骨および腓骨の短斜骨折の治療における創外固定器の装着方法について説明する。
創外固定器を上腕骨、橈骨、大腿骨および脛骨に装着する際の安全域(安全な通路)について説明する。
創外固定構築の生体力学の結果に影響を与える因子について説明する。
創外固定の生体力学がどのように骨折管理計画に影響を与えるかについて論じる。
創外固定の種類とそれぞれの具体的な使用方法について説明する。
脛骨へタイプⅡ創外固定器を装着する。*IC
02 - 内固定
学習の目的
Stress(ストレス、負荷)、ひずみ、強度、剛性の違いを比較し、ある材質に負荷がかかった時の応力/ひずみ曲線について説明する。 皮質骨と海綿骨の性質の違いを説明する。 皮質骨および海綿骨に負荷がかかった時の典型的な荷重―変形曲線の違いを比較する。 一次性骨癒合および二次性骨癒合の違いについてまとめる。*IC 癒合遅延、癒合不全および変形癒合のレントゲン所見を述べる。 癒合遅延、癒合不全および変形癒合の原因と治療の選択肢について説明する。 インプラントを選ぶ時に考慮すべき応力の種類を認識する。
観血的解剖学的整復術が適応になる骨折の種類について議論する。 前肢および後肢のもっとも一般的な骨折に使われる一次的インプラントを同定する。 皮質骨スクリューおよび海綿骨スクリューの違いを比較する。 プレート-スクリュー構造におけるロッキングスクリューの役割を、ロッキングでないスクリューと比較して説明する。 前肢および後肢の長管骨における張力面について説明する。 前肢および後肢の長管骨における異なるプレートの装着方法を説明する。 転位した脛骨粗面にテンションバンドサークラージワイヤーを用いる時の異なる配置の方法および考慮すべき点について説明する。 ウェットラボ環境にて、転位させた脛骨粗面にテンションバンドサークラージワイヤーを装着せよ。この際、患者に適切な配置とワイヤーのサイズを選択する。*IC 大腿骨への外側アプローチについて説明する。
外側プレートを併用して髄内ピンを用いる時に、選択するピンのサイズについて考慮すべき点を説明する。(プレート-ロッド構造)
03 - 肩の外科
学習の目的
関節鏡検査の実施するために評価が必要な解剖学的構造を述べる。 肩関節の関節鏡検査を実施するためのポートの位置を述べる。 上腕骨骨頭の骨軟骨(OC)病変の治療をするためのCheliアプローチ変法について説明する。 腱切り術/腱固定術を実施するための二頭筋腱への頭側内側アプローチについて説明する。 二頭筋の疼痛を診断するために、二頭筋の検査、ドロワー検査、二頭筋伸展検査を実施する。 ウェットラボ環境において肩関節の関節鏡検査を実施する。 Velpeau包帯とSpica副子包帯のやり方を実践する。 骨移植における海綿骨の利点となる性質を述べる。 近位上腕骨から海綿骨移植片を採取する方法を説明する。 ウェットラボ環境において近位上腕骨から海綿骨移植片を採取する。
04 - 手根と足根
学習の目的
手根関節および足根関節の解剖について説明する。*IC 部分的手根関節固定術vs全手根関節固定術の違いを比較する。 部分的足根関節固定術vs全足根関節固定術の違いを比較する。 関節固定術を実施する際の基本原則について述べる。 中手骨/中足骨の多発骨折を治療するための3つの異なるテクニックについて説明する。 SPIDER(髄内ピンー背側エポキシレジン)創外固定器の装着方法について詳しく説明する。 腱の修復の原則について述べる。 ウェットラボ環境において、腱断裂の修復に用いられるlocking-loop suture法による縫合(Kessler縫合)および3-loop pulley縫合法を実施する。 手根関節を一時的に固定するための、脛骨―踵骨スクリューの設置方法について説明する。 ウェットラボ環境において、手根関節を一時的に固定するための脛骨-踵骨スクリューを設置する。
05 - 骨盤の外科 I
学習の目的
腸骨体骨折の治療に用いられる異なる解剖学的アプローチ方法について説明する。 腸骨の短斜骨折のアプローチ方法と固定法について説明する。 ラグスクリューまたは 経腸骨ピン/ボルトを用いた仙骨―腸骨の安定化について説明する。 ウェットラボ環境において仙骨―腸骨を安定化する。
06 - 骨盤の外科 II
学習の目的
股関節の解剖について説明する。また、トグルピンを用いた安定化を実施するための外科的アプローチ方法について説明する。 急性股関節脱臼を治療するのに用いられる外科治療の選択肢をすべて説明する。 ウェットラボ環境において、大腿骨頭および大腿骨頸の切除を実施する。 股関節形成不全に実施可能な外科的選択肢を、犬の症状に基づいてすべて述べる。 股関節形成不全の外科的選択肢の利点と欠点を述べる。 若齢期恥骨結合固定術の実施方法について述べる。 ウェットラボ環境において、若齢期恥骨結合固定術を実施する。
07 - 膝の外科 I - 関節鏡
学習の目的
犬の前十字靭帯完全断裂におけるレントゲンの所見を述べる。 膝関節の観察および治療に際して、設置する関節鏡のポートの位置について説明する。 半月板の検査で見つかる半月板の病変の種類について説明する。それに基づいて、膝の関節鏡検査vs関節切開術の利点および欠点について述べる。
08 - 膝の外科 Ⅱ- TPLOとCCWO
学習の目的
脛骨高平部角(TPA)を計測するのにもっとも一般的な2つの方法について説明する。 ウェットラボ環境においてレントゲン写真を用いて脛骨高平部水平骨切り術(TPLO)(トランスパラタルアーチ、変位角度、インプラントのサイズ)の計画を立てる。 脛骨前方閉鎖的楔型骨切り術(CCWO)を実施する際、切除する楔のサイズの算定方法を説明せよ。また、レントゲン写真上で計画を立てよ。 ウェットラボ環境において脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)を実施せよ。 ウェットラボ環境において脛骨前方閉鎖的楔型骨切り術(CCWO)を実施せよ。
09 - 膝の外科 III ‐ 膝蓋骨脱臼
学習の目的
膝蓋骨内側脱臼グレードⅢ/Ⅳの症例を矯正するのに実施可能なすべての外科的手技について説明する。 ウェットラボ環境において、脛骨粗面の外側への転位(±近位への変位、遠位への変位)を行い、その後にK—ワイヤーとテンションバンドワイヤーを用いて安定化する。 遠位大腿骨および近位脛骨の変形角度の測定法について説明する。 遠位大腿骨および近位脛骨の変形を外科的に矯正する方法について説明する。 ウェットラボ環境において、膝蓋骨脱臼の起因になった遠位大腿骨の変形を治療するための遠位大腿骨骨切り術を実施する。
10 - 肘の外科 I
学習の目的
肘関節の関節鏡検査を実施するために評価が必要な解剖学的構造について説明する。 肘関節の関節鏡検査を実施する際に設置するポートの位置について説明する。 (肘関節の)関節鏡検査の実施方法を述べる。また、どのように関節鏡視下鈎状突起全亜切除術を実施するか説明する。 ウェットラボ環境において、肘関節の関節鏡検査を実施する。 ウェットラボ環境において、関節鏡下での鈎状突起全亜切除術を実施する。 上腕骨内側上顆の骨軟骨(OC)病変の治療に一般的に用いられるWendelburgアプローチ変法について説明する。もしくは単顆肘置換術を実施するための内側区画へのアプローチの方法について説明する。
11 - 肘の外科 III
学習の目的
肘関節の靱帯の解剖を説明せよ。また、肘関節の外傷性脱臼における観血的整復術(トンネルテクニック)を実施する。 肘突起癒合不全の一般的な診断方法とその治療の選択肢について説明する。 肘関節形成不全のさまざまな症状に対する外科手技の選択肢を比較する。 ウェットラボ環境において、Short ulnar syndrome(短尺骨症候群)と肘関節形成不全の治療のための斜近位尺骨骨切り術および遠位尺骨骨切除術を実施する。 Canine Unicompartmental Elbow(CUE;関節面の部分的置換手術)とProximal Abductiong Ulnar Osteotomy(PAUL;近位尺骨外反骨切り術)を実施する際の症例の選択基準について理解する。 ウェットラボ環境において、CUE(犬の関節面の部分的置換手術)を実施する。
12 - 肘の外科 II
学習の目的
Y字もしくはT字骨折の修復手順を1つ1つ説明する。 ウェットラボ環境において、上腕骨外側顆骨折を整復する。
13 - 神経外科 I
学習の目的
神経学的検査を実施する。 犬における不全対麻痺のすべての原因を述べる。 正常な脳脊髄液の細胞学的特徴を認識する。 大槽穿刺および腰椎穿刺を行うための外科的なアプローチを説明する。 ウェットラボ環境にて大槽穿刺および腰椎穿刺を実施する。 血液―脳関門の透過性の高い抗生剤を述べる。
14 - 神経外科 II
学習の目的
椎間板疾患(IVDD)に罹患している犬の磁気共鳴(MR)の特徴所見を述べる。 腰椎の片側椎弓切除術を実施するための外科的なアプローチについて説明する。 ウェットラボ環境において、一創面での胸腰部の片側椎弓切除術を実施する。 腰仙疾患に罹患している犬のレントゲンおよび磁気共鳴(MR)の特徴所見を述べる。 腰仙疾患の外科的治療法および手術以外の治療法について説明する。 腰椎仙骨疾患の外科的治療および内科的治療法、それぞれの利点と欠点を比較する。 ウェットラボ環境においてL7-S1椎間腔の背側椎弓切除術を実施する。 ステロイドの硬膜外投与を行う際の解剖学的ランドマークを説明する。 ウェットラボ環境で、ステロイドの硬膜外投与を行う。
会場: Osaka, Japan
日程: 6月 2025 - 3月 2026
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料金請求
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4 ヶ月分割払い [WAHA Member] | ¥ 700883.00 | ¥ 700883.00 x 3 (月額) | ¥ 2803532.00 |
4 ヶ月分割払い | ¥ 737772.00 | ¥ 737772.00 x 3 (月額) | ¥ 2951088.00 |
会場: Osaka, Japan
日程: 6月 2025 - 3月 2026
GPAdvCert in Small Animal Orthopaedic Surgery
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