獣医師コース
救急内科・外科 日本
GPcert in Emergency Medicine and Surgery
ISVPS General Practitioner Certificate (GPCert)
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- プログラム
- 受講料
05 Feb - 09 Oct 2024
小動物の事故・救急医療への関心は近年かつてないほどに高まっている。本コースはモジュール型で豊富な内容で構成されており、小動物臨床医の皆様に臨床的に有用で質の高い情報を提供することを目的としている。主要臓器系別のアプローチにより臨床に役立つ情報を提供する。
対話型のディスカッションと臨床症例ベースの内容によって、症例管理を成功に導く秘訣を学習する。本コースは全ての臨床獣医師、特に日々の業務の中で救急症例の診療に携わる先生方にとって非常に価値のある内容となっている。
小動物救急内科・外科学コースは、International School of Veterinary Postgraduate Studies(ISVPS)と共同でImprove Internationalが提供するプログラムである。
1年間のプログラム(全モジュール)を修了し、International School of Veterinary Postgraduate Studies(ISVPS)が定める課題に合格して、総合臨床医の認定(GPCert)を取得しましょう。
講師:
会場: Osaka, Japan
日程: 05 Feb - 09 Oct 2024
GPcert in Emergency Medicine and Surgery
価格については価格タブをご覧ください
ISVPSによる認定::
01 - 救急症例への初期対応
・重症症例に対処する際の管理上、法律上、倫理上の問題を理解する ・トリアージシステムを理解し、適切な症例の初期評価について説明できる ・緊急時の血管確保手技(頚静脈、骨内ルートを含む)について説明できる ・疼痛管理、安定化、モニタリングについて理解する ・人獣共通感染症の管理を含む、健康・安全上の懸念事項および予防策について復習する ・感染症および予防医療について理解する
02 - 横臥症例への対応、モニタリングと薬理学
・ショックの評価と認知および治療ができる ・各種の輸液療法について、その適応、利点、欠点、電解質添加の必要性について理解を深める ・静脈へのアクセス方法を復習する:部位、カテーテル留置、準備、合併症(高度な手技および骨内穿刺手技を含む) ・酸塩基平衡とその治療について一般的事項を理解する ・治療中にモニターすべき合併症や中心静脈圧を記録する必要性について説明できる ・急性栄養不良の重大性を理解する ・経腸栄養、完全非経口栄養、部分的非経口栄養の実施計画を立案できる
03 - 検査診断、臨床病理学検査および輸血医療
・サンプル採取テクニック、処理、保存、データ記録について理解する ・顕微鏡を用いて血液塗抹標本、尿沈渣、基本的な細胞診検査を行い、一次診療施設で遭遇する一般的な急性および慢性疾患を診断できる ・止血能を評価できる ・血球検査、生化学検査、電解質検査、動脈および血液ガス分析を含む臨床検査結果を解釈できる
04 - 麻酔、鎮痛、鎮静テクニック
・麻酔前に症例を安定化する方法を説明できる ・適切な非経口および吸入麻酔法を選択し、それらの相対的利点および欠点を理解する。鎮静と麻酔の比較。 ・麻酔器とモニタリング方法、および、それらの利点と欠点について理解する ・救急症例に使用できるNSAID、オピオイド、局所麻酔薬、外用薬の選択肢について説明できる ・麻酔薬や抗炎症薬に加えて抗菌薬や抗寄生虫薬などを含む一般的に用いられる治療薬について、救急症例における薬物動態や潜在的な相互作用、副作用を理解する ・神経筋遮断薬の使用について考える
05 - 外科手術の原則と外傷・創傷管理へのアプローチ
・手術前の症例の安定化、手術計画の立案、合併症の管理ができる ・即時の外科的介入が適応である例について理解する ・外科手術における無菌手技、手術室の運用および手術症例における抗菌薬の合理的使用について理解する ・止血、腹部外傷、呼吸器外傷の急性期管理に対処できる ・体表の軟部組織創傷、心筋損傷、筋骨格系外傷に対処できる ・実習:この実習日にはウェットラボで次の手技を練習できる:・気管切開術と胸腔ドレーンの留置術 ・急性腹症や腹膜炎へのアプローチおよび腸切開術、腸切除術を含む腹部の救急外科 ・胃拡張/捻転および胃固定術 ・犬の尿道切開術と猫の会陰尿道造瘻術を含む尿路閉塞外科
06 - 消化器救急
・手術前の症例の安定化、手術計画の立案、合併症の管理ができる ・即時の外科的介入が適応である例について理解する ・外科手術における無菌手技、手術室の運用および手術症例における抗菌薬の合理的使用について理解する ・止血、腹部外傷、呼吸器外傷の急性期管理ができる ・体表の軟部組織創傷、心筋損傷、筋骨格系外傷に対処できる
07 - 腎臓、尿路、生殖器、小児救急
・これらの症例に対して臨床検査や画像検査などの検査手技を応用できる ・一般的な腎臓および尿路の救急疾患を精査・管理できる ・腎臓、尿管、膀胱、尿道の手術の原則を理解する ・膀胱穿刺および尿道カテーテルの留置と維持管理の方法についてそれらの限界を理解し、手技を立案できる ・正常な生殖生理学と機能、および、胎子から新生子への循環転換の生理学について知識を深める ・生殖・小児救急に関連する重要な一般的にみられる臨床徴候について理解する ・これらの症例に対する検査方法を立案し、一般的な疾患を管理できる
08 - 内分泌および代謝救急
・緊急または救急治療を要する一般的な代謝性疾患について詳述できる ・代謝異常が主要器官に及ぼす影響を理解する ・副腎皮質機能低下症や糖尿病などの一般的な疾患の診断および管理方法を立案できる ・主要な診断検査とその適用について理解する ・治療中に遭遇する合併症、および、その予防と管理について理解する
09 - 救急外科 I - 実習
- 気管切開術と胸腔ドレーン留置術
- 急性腹症や腹膜炎へのアプローチおよび、腸切開術、腸切除術を含む腹部の救急外科
- 胃拡張/捻転および胃固定術
- 犬の尿道切開術と猫の会陰尿道造瘻術を含む尿路閉塞外科
10 - 救急外科 II - 実習
- 気管切開術と胸腔ドレーン留置術
- 急性腹症や腹膜炎へのアプローチおよび、腸切開術、腸切除術を含む腹部の救急外科
- 捻転および胃固定術/胃拡張
- 犬の尿道切開術と猫の会陰尿道造瘻術を含む尿路閉塞外科
11 - 救急外科 III - 実習
TBC
12 - 呼吸器救急
・呼吸困難に対する一般的なアプローチについて理解する ・呼吸器疾患の根本的原因を特定するために、聴診、X線検査、内視鏡検査、動脈血ガス分析などの様々な検査技術を活用し、解釈できる ・酸素吸入方法を理解し、治療の有効性を評価できる ・酸素吸入に関連する問題について復習する ・胸腔ドレナージで利用できる手法について説明できる
13 - 救急処置 – 実習
- 心肺脳蘇生術(CPCR)
- 栄養チューブの留置
- 動脈血の採取
- 中心静脈カテーテルの留置
- 経鼻カニューレの留置
- 静脈カットダウン
- 気管切開術および胸腔ドレーンの留置
14 - 神経および中毒の救急
・神経学的検査ができる ・適切な診断検査(X線検査や脳脊髄液分析を含む)を選択し、個々の症例に適用できる ・一般的な神経学的救急疾患の管理方法を理解する ・脳神経外科の基本を理解する ・殺虫剤、軟体動物駆除剤、殺鼠剤、除草剤、家庭用品、植物などの一般的な毒性について復習する ・一般的な中毒症例の診断、治療、予後評価ができる
15 - 眼科救急
・眼科検査ができる ・正常所見と個体差を理解する ・一般的な症状(赤目、眼痛、眼脂、失明など)に対する検査方法を立案できる ・角膜潰瘍、ぶどう膜炎、緑内障などの一般的な眼科疾患に対する内科的および外科的管理を理解する ・全身性疾患でみられる眼症状について理解を深める ・最新の眼科治療薬および治療法について理解する
16 - 循環器救急と心肺脳蘇生術(CPCR)
・循環器救急症例に対する循環器系の評価と管理について理解する ・心電図、X線、心臓超音波、臨床検査データなどの様々な検査技術を活用し、解釈できる ・犬の急性うっ血性心不全、猫の心筋症と大動脈血栓塞栓症の診断と管理ができる ・心膜疾患の診断・管理ができる。心嚢穿刺の方法を理解する。 ・不整脈の診断と管理ができる ・心停止を引き起こしやすい素因とそれによるCPCRへのアプローチの違いについて検討し、CPCR後の予後を判断できる ・CPCR(DABC)の様々な構成要素とそれらの重要性を理解する
17 - ウサギ、げっ歯類、愛玩鳥の救急
・身体検査所見を解釈できる ・救急疾患でみられる一般的な症状に対する検査手法を立案できる ・一般的な救急疾患を管理できる ・これらの動物種における救急時の麻酔と鎮痛に対処できる
会場: Osaka, Japan
日程: 05 Feb - 09 Oct 2024
GPcert in Emergency Medicine and Surgery
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料金請求
救急内科・外科 日本 通常価格
支払いオプション | 初回支払い | 2回目の支払い | 合計支払い額 |
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一括払い [WAHA Member] | ¥ 1625925.00 | - | ¥ 1625925.00 |
一括払い | ¥ 1707221.00 | - | ¥ 1707221.00 |
4 ヶ月分割払い [WAHA Member] | ¥ 447129.00 | ¥ 447129.00 x 3 (月額) | ¥ 1788516.00 |
4 ヶ月分割払い | ¥ 467453.00 | ¥ 467453.00 x 3 (月額) | ¥ 1869812.00 |
料金にはISVPSからのGPCertを取得するためのすべての登録料と試験料が含まれています。
会場: Osaka, Japan
日程: 05 Feb - 09 Oct 2024
GPcert in Emergency Medicine and Surgery
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