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こちらのページでは獣医学に関する最新記事をご覧頂けます。

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冷温圧迫療法を用いたTPLOの術後ケア

凍結療法は抗炎症作用と鎮痛作用を有するリハビリテーション手法の1つで、術後のケアによく用いられる。間欠的な動的圧迫と組み合わせて施行する場合には、冷温圧迫療法(CCT)と呼ばれる。 本研究では、前十字靭帯の損傷がみられた犬の膝関節30例を対象とし、次の3郡に分類した: グループ I – 術前および術後にCCTを1回ずつ実施 グループ II – 術後にCCTを計4回、6時間毎に実施 グループ III – コントロール(CCTを実施しない) 獣医リハビリテーションの経験豊富な測定者が、術前と術後3回にわ … See more >

ケースレポート:胸腰椎椎間板ヘルニアを発症したフェレットの1例

2歳、雄(去勢済み)のフェレットを椎間板ヘルニアと診断した。診断は、画像検査(脊髄造影およびCT)所見および臨床所見に基づいて行った。症例は3日前に対麻痺を急性に発症し、排尿・排便のコントロールを喪失していた。 神経学的検査では後肢の上位運動ニューロン症状がみられ、胸腰部脊髄分節の病変が示唆された。血液検査結果と合わせて、本所見は原発性の神経学的異常に合致するものであった。本病態がペットのフェレットでみられることは稀である。 メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウムの静脈内投与を1週間行った後 … See more >

症例報告:眼球内にSetaria equina(馬糸状虫)が迷入したウマの1例

Setaria equinaの寄生は広い分布で確認されており、通常は有蹄類の腹膜腔に寄生するが他の哺乳類に寄生することもある。生活環は糸状虫の特徴を有しているため、媒介動物である蚊の季節活動に依存している。 この線虫がウマやロバの眼球内に寄生するのはきわめて稀であり、本報告が欧州で初めて公式に報告された、ウマ結膜下への線虫迷入症例である。 アラブ系(Arabian-English)18ヶ月齢、牝馬の右結膜にピンク色の充実した可動性のある腫瘤を認めたため、獣医師による精密検査を実施した。両眼とも不快徴 … See more >

これからのイヌの緑内障治療

イヌの緑内障は原発性、続発性ともに失明の原因として最も上位に挙げられる。制御不能な眼圧の上昇と極めて強い疼痛を伴い、眼球摘出が妥当となることが多い。 イヌの緑内障治療の進歩を目指して無料公開された本稿は、アメリカ獣医眼科学会(AVCO)の専門医会議で推奨された治療法をまとめており、特に外科療法に焦点を当てている。疾患の機序の理解、早期診断とステージ分類法、IOP降下の内科療法の最適な組み合わせ、新しい外科療法や治療法の確立が、今後の獣医療の発展には欠かせない。 特にイヌの原発性隅角閉塞性緑内障では、 … See more >

ネコは夜によく鳴く?

涙液分泌量は、眼科検査では欠かさず評価される値のひとつであり、動物医療ではシルマー試験(STT)が最も広く用いられるツールである。 ヒトとイヌでは日周期とSTTの関係について研究されているが、著者の知る限りネコでの研究報告はない。 本稿では、室内飼いの健常ネコ20例を日中の明るい状態に14時間、夜間の暗い状態に10時間おき、試験的調査を実施した。2日にわたり、いずれのネコも、4時間おきにシルマー試験紙を下結膜嚢に1分間留置し、両眼の涙液量を測定した。 ネコでは平均STT値が最も高いのは正午、最も低い … See more >

造影超音波検査を用いた犬眼球の評価

眼球の血流は様々な画像検査装置を用いて評価することができ、鑑別診断に新生物が含まれる場合には重要なパラメータの1つである。実際に、眼球腫瘍では病的な血管新生がみられることが特徴であると考えられている。そのため、人医療では血管の評価に造影超音波検査(CEU)が使用されてきた。 CEUにはカラードプラ法やパワードプラ法に優る利点がある。特に、血流量が比較的少なく、血流速がやや遅い細血管への血流を探るのに有用である。 本研究では、臨床的に健康なビーグル犬8頭を用いて右眼の検査を実施した。ゾラゼパムとメデト … See more >

リンパ節の悪性病変探索における超音波検査および超音波エラストグラフィ検査

 腫瘍学では、腫瘍のステージを特定し、治療計画と予後を決定するために、リンパ節の悪性病変を同定することが必須である。腫瘍の種類を評価するため、FNA細胞診や生検で検体を採取する手法がよく用いられるが、侵襲的であるだけでなく、複数の部位を評価する必要がある場合には相応の費用がかかる。 獣医領域では、これまで、Bモード超音波検査を用いてリンパ節の悪性病変を特定する方法が議論されてきた。そのため、著者らはBモード法とドプラ法で得られる結果をそれぞれ比較することに着目した。そして、より信頼性の高い鑑別指標を … See more >

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