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こちらのページでは獣医学に関する最新記事をご覧頂けます。

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猫の処置時の鎮静と麻酔

処置時の鎮静および麻酔(PSA)は、低侵襲または不快な処置を行うために患者の意識を低下させるプロセスと定義される。この用語は、ヒトの医学から生まれたものであるが、獣医学にも適用できる。 本臨床レビューでは猫に焦点を当てる。猫では、様々な手技にPSAが必要となる可能性があり、選択したプロトコルは個体に大きく依存する。PSAか全身麻酔かの決定には熟考が必要である;各手技の利点と欠点を慎重に評価し、患者の厳密な初期評価を実施すべきである。後者はプロトコルの選択に極めて重要であるため、一部の猫ではストレスお … See more >

イヌの乳腺腫瘍治療におけるCSCの潜在的役割

イヌの乳腺腫瘍はエストロゲンおよびプロゲステロンに依存しており、雌イヌで最も頻繁にみられる。これらは孤立性腫瘤の中で、増殖性の管腔上皮細胞、筋上皮細胞および間葉細胞、そして軟骨および骨組織によって構成されている。未だ未知の部分はあるが、癌幹細胞(CSC)がこの複雑な組織学的パターンに重要な役割を果たしていると思われる。 本論文は、イヌ乳腺腫瘍におけるCSCに関する研究をレビューし、それらの特徴を明らかにし、異なるタイプの乳腺腫瘍における階層構造に関する仮説を作成し、CSC代謝の現在および前向き研究を … See more >

クルーズトリパノソーマのイヌの心臓

シャーガス病は、ヒトにおける感染性心筋炎の原因として十分に立証されており、犬や他の哺乳類にも影響を及ぼす可能性がある。その病原体は、寄生原虫のクルーズトリパノソーマである。 ヒトの医学とは対照的に、胃腸感染は犬では報告されていなかった。しかし、人の場合と同様に、感染した犬は無症候性であったり、心臓に問題を起こしたりすることがある。したがって、不整脈を評価する場合、心エコー検査はクルーズトリパノソーマを診断する有用なツールとなる可能性がある。本稿で報告した症例は、その有用性を証明している。 16か月齢 … See more >

抗菌薬耐性に関する獣医師とペットの飼い主の認識

抗菌薬耐性(AMR)は何十年にもわたる医学的発展を無に帰す恐れのある問題で、懸念が高まっている。耐性菌は、長期間の入院と高い医療費を必要とするより重度の疾患に関連している。 動物の健康管理もこの問題に寄与する部分がある。実際、動物が耐性菌の貯蔵庫になる可能性があり、人とペット間の密接な関係により容易に感染が起こり得る。本調査は、より責任ある抗菌薬の使用に向けたペットの飼い主と獣医師の行動について理解を深めるために実施された。 本研究は、ペットの飼い主21名と獣医師16名に対するインタビュー形式で英国 … See more >

豚インフルエンザの正体

インフルエンザウイルスは人と動物の健康、そして、世界経済に大きな悪影響を及ぼすことが知られている。これらのウイルスには豚が関連している場合が多い。なぜなら、豚は豚・鳥・人のインフルエンザウイルスに感染する可能性を有しており、新しい亜型が出現する媒体になるとみなされているからである。 本調査では、1930年から2020年の間に出版された文献を対象に、幅広い文献レビューと計量書誌学的分析が実施された。目的は、豚インフルエンザウイルスについての知識傾向を評価すること、すなわち、将来の研究のガイダンスとして … See more >

症例報告 – ヨーロッパで飼い猫から野兎病菌(Francisella tularensis holartica)を初分離

野兎病は細菌性人獣共通感染症で、ヨーロッパでは人での報告が増加している。(病原体である)野兎病菌(Francisella tularensis)には4つの亜種があり、主にヒト、ウサギ、齧歯類から分離されている。しかしながら、野生の肉食哺乳類からの分離もいくつか報告されている。 2019年3月、スイスで屋外飼育の9歳の去勢済み雄猫から野兎病菌が初めて分離された。症例は4年前に設置した皮下尿管バイパスの経過観察の一環としてベルン大学の小動物病院に来院した。著しい体重減少と併発している慢性腎臓病の他には、 … See more >

チーム内の対立への対処法

対立は労働環境において不可避な要素であるとみなされており、医療専門家の間では非常に一般的である。初期兆候はごく些細なことである場合もあり、チーム内での大きなわだかまりを回避するためには対立を最小限に抑えて解決する方法を知っておくことが大切である。 対立は非互換性、不一致、あるいは、不協和に基づく複雑な過程である。期待する役割、部局間での競争、性格の違い、意思決定過程における問題を含む複数の要素を原因として生じる可能性がある。いくつかの研究では、コミュニケーションの問題と組織的支援の欠如も原因要素とし … See more >

COVID-19による獣医療業界への影響

パンデミックによって獣医師はどのような変化に直面しているのだろうか?パンデミックによって生じた課題にどのように適応してゆけばよいのだろうか?これらを明らかにするために、2020年3月中旬から4月下旬にかけてオンラインでアンケート調査が実施された。回答者は、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、米国、カナダ、オーストラリアの8か国で規模の大小を問わず動物病院を所有する者または共同経営者であった。 全ての国で、個人の衛生管理と病院の清掃・消毒に関して追加の施策が採られていた。英国、イタリア、フラン … See more >

動物病院における前払い請求

パンデミックに伴い清掃やソーシャルディスタンスの新様式が策定され、動物病院や医療機関を含む様々な閉鎖空間で入場制限が行われるようになった。そのうえ、職員の一時解雇や退職あるいはCOVID-19への感染が発生した動物病院もある。 米国の多くの動物病院では業務量が大きく増加した。これは、ロックダウン中にペットの譲渡数が増加したことだけでなく、より多くの人々が自宅で仕事をするようになったこともその理由の1つと考えられる。自宅で仕事をするということは、すなわち、病院を受診できる時間が増えるということである。 … See more >

猫ひっかき病への対処法

猫ひっかき病(CSD)についての理解は様々な面で進歩してきているが、この人獣共通感染症の診断・治療・予防に対する臨床医の対応についてはほとんど知られていない。 この細菌感染症の主な原因菌はバルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae) であるが、同属他種による発症も報告されている。これらの細菌はノミによって猫に伝播し、ひっかき傷や咬傷によって猫から人に伝播する。 ここでは、米国で実施された研究を紹介する。本研究は医師により診断されたCSDの全国的分布状況を明らかにし、臨床指針に関する … See more >

COVID-19と戦う獣医師

COVID-19はSARS-CoV-2と呼ばれる新しいコロナウイルスによって引き起こされる。残念ながら、我々はまだしばらくの間これについて耳にすることになるだろう。 イタリアはヨーロッパで最も影響を受けた国の1つである。医療機関の過負荷に対処しなければならなかったことに加えて、毎日何千もの検査を実施する能力が必要となったことも、イタリア人が直面しなければならなかった課題であった。これに対処するために、イタリア保健省と獣医公衆衛生研究所(通称:IZS)は協働してこのウイルスについて人検体の検査を開始し … See more >

狂犬病制御に向けたワンヘルス・アプローチ

毎年約55 000人が狂犬病により死亡している。人への感染を引き起こすベクターは世界中で異なるものの、その影響は低~中所得国において最大である。本レビューはネパールの現実に焦点を当て、世界中でこの致死的疾病を効果的に制御するためにワンヘルス・アプローチの重要性を強調している。 ネパールではこの人獣共通感染症は風土病で、中程度に蔓延している。ほとんどの症例が犬の咬傷に関連しており、その他の動物との接触が関連しているのは僅か4%である。そこでは、2000年代初頭から集団予防接種活動と犬と猫の個体数管理が … See more >

オウム間での感情の広がり

霊長類(ヒトを含む)と齧歯類の笑い声がある個体から別の個体へと広がるのと同様に、遊びの鳴き声もポジティブな感情を伝染させる可能性がある。 ミヤマオウム(Nestor notabilis)は複雑な遊びの行動をとることが知られており、独特の遊びの鳴き声 – いわゆるウォーブルコール – を発する 。 これらの音が同種にポジティブな感情を伝染させる作用があるかどうかを調査するため、音響再生を実施した。試験は、再生実験を5分間とその前後の時間を各5分間の計15分間で実施した。 プレイコールの他に、プレイコー … See more >

フェレットの眼を診る

飼育フェレットの眼疾患はほとんど報告されていない。本論文は、フェレット(Mustela putorius furo)で最も頻繁にみられる角結膜疾患およびフェレットの眼科検査における実践的手技を取り上げている。 ほとんどの場合、フェレットを身体的に制御するだけで眼の検査が十分可能である。化学的制御にはミダゾラムまたはブトルファノールを用いることが一般的で、より侵襲的な検査を行う場合やフェレットが攻撃的な場合に使用する。麻酔薬が眼のパラメータに及ぼす影響はほとんど報告されていないため、現時点では他の動物 … See more >

飼育ラットにおけるデスロレリンインプラント

飼育ラットの自然発生乳腺腫瘍のほとんどは線維腺腫である。第1選択の治療方法はそれらを切除することであるが、ホルモン促進因子が持続することと、完全切除が難しいことから、腫瘤の再発は非常に一般的である。 実験室環境で実施された一部の研究によると、腫瘍発生前に外科的避妊を行うことにより自然発生腫瘍の発生率が低下することが示されている。しかしながら、これらのペットでは予防的処置が実施されることは珍しい。 本前向き研究は教育病院と個人開業の動物病院の両方で実施された。皮下腫瘤で来院したラットのうち、組織学的検 … See more >

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