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こちらのページでは獣医学に関する最新記事をご覧頂けます。

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キリン皮膚病のモニタリング

ここ30年でキリンの数は約40%減少している。その主な原因は密猟や生息地の破壊などの人為的要因である。しかしながら、キリン皮膚病(GSD)のような疾患もこれらの哺乳類の保護においては重要な役割がある。 GSDの最初の徴候は被毛が浮き上がった状態になる小さな結節で、これが痂疲に発展する。時間が経過するにつれて、痂疲は乾燥してウロコ状の斑となり、掻痒が増す。この疾患はタンザニアで流行していて、移動するのが困難となってしまうため、重度な例では、ライオンに捕食される可能性が高くなってしまっているのではないか … See more >

コウモリの重要性

コウモリは多くの神話や伝説の中で悪いイメージと関連している。しかし、様々な生態系で重要な役割を果たしていて、その事が評価されるべきである。 他の哺乳類と比較して情報が知られていないだけであるが、コウモリの種は全哺乳類の種の1/4を占めている。それぞれ全てが独特で一般化が難しく、主に狩りの方法と生体ソナーの興味深い使用を基に分類している。いずれにしても獲物にアプローチする際には超音波の鳴き声を増強させる事が一般的で、これは獲物の居場所を特定するのに効果的であるだけでなく、他のコウモリに昆虫が知覚にいる … See more >

食品媒介寄生虫

欧州食品安全機関は、食品において日常的に規制が行われていないものの、食品によって媒介される可能性がある重要な寄生虫(クリプトスポリジウム属、トキソプラズマ原虫、エキノコッカス属)の概要を詳細に記した文書を無料で公開した。 これらの寄生虫は全て、一部の生鮮食品などのように未調理のまま消費されることが多い食品を汚染された状態で摂取することにより伝染する可能性がある。これらの寄生虫は全て特別な特徴を有しており、種の同定と記録には特定の手法が用いられる。現時点では、それらの寄生虫の存在を評価する標準化された … See more >

ペットフードに含まれる毒性レベルのビタミンD

ビタミンD は脂溶性のビタミンで、過剰に摂取された場合でも尿中に速やかに排泄されることはなく、脂肪や肝臓組織に蓄積される。 FDA(アメリカ食品医薬品局)は、ドライフードを食べている犬の一部にビタミンD中毒が発生したことを受けて、様々なペットフードに含まれるビタミンD濃度が毒性レベルにないかどうか分析している。報告されている臨床症状には、嘔吐、食欲低下、多尿、多飲、流涎、体重減少、などが含まれる。 ビタミンD中毒を疑った場合、獣医師は病歴をしっかりと聴取し、食餌の詳細とコレカルシフェロール殺鼠剤への … See more >

イヌのAKI診断に有望なバイオマーカー

好中球ゼラチナーゼ結合性リポカイン(NGAL)はヒトの尿細管障害や急性腎障害(AKI)の早期バイオマーカーとして広く研究がなされてきた。 イヌにおいても、NGAL濃度を用いることで血清クレアチニン濃度よりも早期に高窒素血症性AKIを予測できる可能性や、非高窒素血症性AKIを正確に検出できる可能性、腎機能の回復を予測できる可能性が複数の研究にて既に報告されている。 本研究は、AKIの容量反応性、炎症状態、感染の有無、予後の分類における尿中NGALの有用性を評価することを目的とした前向き研究である。急性 … See more >

チレタミン・ゾラゼパム合剤の口腔内投与によるネコの鎮静

獣医療では、鎮静剤や鎮痛剤の投与ルートは筋肉内または皮下が一般的であるが、その処置のためにネコをきちんと保定することが難しい場合がある。また、注射によって強い嫌悪反応を誘発してしまう場合もある。 口腔内投与(BA)では、薬剤を頬粘膜に接触するように口腔内に投与するだけで良いため、痛みを伴わず容易である。経口投与とは異なり肝臓の初回通過効果を回避できるため、より速やかに血中有効濃度に到達できる。 本研究では、チレタミン・ゾラゼパム合剤(TZ)をBAにてネコに投与した場合の鎮静効果および生理学的影響を評 … See more >

先天性水頭症:外科的療法 vs 内科的療法?

脳室腹腔シャント(VPS)設置術は、先天性水頭症の犬の治療における第一選択肢ではあるが、本療法は合併症を伴う。また、外科的療法と内科的療法のどちらを選択するか、判断する際に考慮すべき臨床パラメータについては未だ確立されていない。 水頭症症例の治療においては、脳脊髄液(CSF)の産生抑制または吸収増加を達成することが目標となる。副腎皮質ステロイドを用いた治療によって、臨床症状の改善と長期的な安定化が得られたという報告が複数なされており、ステロイド療法の有用性が示唆されている。 本研究では、MRI検査に … See more >

症例報告:奇異性前庭症候群と診断したモルモットの1例

小型のエキゾチック哺乳類では、前庭症候群は慢性内耳炎に関連して発症することが多い。本報告は、最終的に奇異性の臨床症状を呈するに至った症例についての初めての報告である。 本報告では、3歳の雌のモルモットの症例が記されている。初診時の身体検査では、右眼のぶどう膜炎、角膜潰瘍、顔面神経不全麻痺、右前後肢の固有受容感覚障害が認められた。また、左側への斜頸と運動失調、左側に横転する様子も観察された。これらの症状は奇異性前庭症候群を示唆するものであったが、更なる検査は希望されなかったため、ジクロフェナク(点眼) … See more >

犬の脊柱弯曲異常は椎間板ヘルニアの発症率を上げる?

脊椎間の形態異常は、臨床症状発現の主原因であるとはあまり考えられていないものの、脊柱の生体力学に影響を及ぼすと考えられている。このような視点を考慮し、本研究は、脊柱後弯症と脊柱側弯症、そして、椎間板ヘルニアの間に何らかの関連性があるかどうかを明らかにすることを目的に実施された。 本研究では、これらの疾患の好発犬種であるフレンチブルドッグを対象とし、臨床症例178例について回顧的調査を実施した。症例は次の2群に分類された:1つ目のグループは、臨床症状があり、画像検査にてIVDE(椎間板ヘルニア)に相当 … See more >

生食フードとネコの結核症

一般に、ネコの結核症は屋外での生活や狩猟行動と関連していることが多い。しかしながら、英国で発生した症例をみてみると、原因はそれだけではないようだ。 本論文では、Mycobacterium bovisの感染(PCR検査またはインターフェロンγ遊離試験にて確定診断)がみられたネコ13例について報告されている。いずれの症例も完全室内飼育で、市販の生食フードが与えられていた。野生動物との接触や生乳の摂食、げっ歯類の室内への侵入やヒトの感染患者との接触はなく、感染源となり得る要因は除外された。 獣医業界の様々 … See more >

ネコの慢性痛

ネコの寿命が延びるにつれて、慢性痛を生じる疾患の有病率が増加している。しかしながら、慢性痛の評価は多くの獣医師にとって難しい課題である。慢性痛は動物の生活の質(QOL)に負の影響を及ぼす。単独で発生している場合もあれば、疾患や損傷に付随して発生している場合もある。 慢性痛を評価する際には、感覚-識別的、認知-評価的、感情-情動的の3つの側面を考慮し、それぞれを評価することが大切である。また、痛みは侵害受容性、炎症性、神経障害性、機能性のいずれか1つまたは複数にまたがる疼痛に分類される。 ペインスケー … See more >

冷温圧迫療法を用いたTPLOの術後ケア

凍結療法は抗炎症作用と鎮痛作用を有するリハビリテーション手法の1つで、術後のケアによく用いられる。間欠的な動的圧迫と組み合わせて施行する場合には、冷温圧迫療法(CCT)と呼ばれる。 本研究では、前十字靭帯の損傷がみられた犬の膝関節30例を対象とし、次の3郡に分類した: グループ I – 術前および術後にCCTを1回ずつ実施 グループ II – 術後にCCTを計4回、6時間毎に実施 グループ III – コントロール(CCTを実施しない) 獣医リハビリテーションの経験豊富な測定者が、術前と術後3回にわ … See more >

ケースレポート:胸腰椎椎間板ヘルニアを発症したフェレットの1例

2歳、雄(去勢済み)のフェレットを椎間板ヘルニアと診断した。診断は、画像検査(脊髄造影およびCT)所見および臨床所見に基づいて行った。症例は3日前に対麻痺を急性に発症し、排尿・排便のコントロールを喪失していた。 神経学的検査では後肢の上位運動ニューロン症状がみられ、胸腰部脊髄分節の病変が示唆された。血液検査結果と合わせて、本所見は原発性の神経学的異常に合致するものであった。本病態がペットのフェレットでみられることは稀である。 メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウムの静脈内投与を1週間行った後 … See more >

症例報告:眼球内にSetaria equina(馬糸状虫)が迷入したウマの1例

Setaria equinaの寄生は広い分布で確認されており、通常は有蹄類の腹膜腔に寄生するが他の哺乳類に寄生することもある。生活環は糸状虫の特徴を有しているため、媒介動物である蚊の季節活動に依存している。 この線虫がウマやロバの眼球内に寄生するのはきわめて稀であり、本報告が欧州で初めて公式に報告された、ウマ結膜下への線虫迷入症例である。 アラブ系(Arabian-English)18ヶ月齢、牝馬の右結膜にピンク色の充実した可動性のある腫瘤を認めたため、獣医師による精密検査を実施した。両眼とも不快徴 … See more >

これからのイヌの緑内障治療

イヌの緑内障は原発性、続発性ともに失明の原因として最も上位に挙げられる。制御不能な眼圧の上昇と極めて強い疼痛を伴い、眼球摘出が妥当となることが多い。 イヌの緑内障治療の進歩を目指して無料公開された本稿は、アメリカ獣医眼科学会(AVCO)の専門医会議で推奨された治療法をまとめており、特に外科療法に焦点を当てている。疾患の機序の理解、早期診断とステージ分類法、IOP降下の内科療法の最適な組み合わせ、新しい外科療法や治療法の確立が、今後の獣医療の発展には欠かせない。 特にイヌの原発性隅角閉塞性緑内障では、 … See more >

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