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こちらのページでは獣医学に関する最新記事をご覧頂けます。

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オウム間での感情の広がり

霊長類(ヒトを含む)と齧歯類の笑い声がある個体から別の個体へと広がるのと同様に、遊びの鳴き声もポジティブな感情を伝染させる可能性がある。 ミヤマオウム(Nestor notabilis)は複雑な遊びの行動をとることが知られており、独特の遊びの鳴き声 – いわゆるウォーブルコール – を発する 。 これらの音が同種にポジティブな感情を伝染させる作用があるかどうかを調査するため、音響再生を実施した。試験は、再生実験を5分間とその前後の時間を各5分間の計15分間で実施した。 プレイコールの他に、プレイコー … See more >

フェレットの眼を診る

飼育フェレットの眼疾患はほとんど報告されていない。本論文は、フェレット(Mustela putorius furo)で最も頻繁にみられる角結膜疾患およびフェレットの眼科検査における実践的手技を取り上げている。 ほとんどの場合、フェレットを身体的に制御するだけで眼の検査が十分可能である。化学的制御にはミダゾラムまたはブトルファノールを用いることが一般的で、より侵襲的な検査を行う場合やフェレットが攻撃的な場合に使用する。麻酔薬が眼のパラメータに及ぼす影響はほとんど報告されていないため、現時点では他の動物 … See more >

飼育ラットにおけるデスロレリンインプラント

飼育ラットの自然発生乳腺腫瘍のほとんどは線維腺腫である。第1選択の治療方法はそれらを切除することであるが、ホルモン促進因子が持続することと、完全切除が難しいことから、腫瘤の再発は非常に一般的である。 実験室環境で実施された一部の研究によると、腫瘍発生前に外科的避妊を行うことにより自然発生腫瘍の発生率が低下することが示されている。しかしながら、これらのペットでは予防的処置が実施されることは珍しい。 本前向き研究は教育病院と個人開業の動物病院の両方で実施された。皮下腫瘤で来院したラットのうち、組織学的検 … See more >

動物園と保全

現在、世界の動物園と水族館の主な目的は、保全、教育、研究、娯楽である。主に来園者の入園料に依存しているその財源は、生息域内保全プロジェクトにおいて3番目に大きな貢献となっている。 この研究では、450を超える世界の動物園の総データを使用して、来園者と生息域内プロジェクトの共同研究が、動物園の構成と社会的要因によってどのように影響を受けたかを調査した。また、構造法的式モデリング(SEM)を使用して、来園者と、生息域内保全活動の両方の決定要因を分析した。 入園者数と人口の大きさには、正の関係がある。さら … See more >

農薬はミツバチにどのような影響をもたらすか?

農薬は害虫駆除に有効であり、世界中で使用されているが、ミツバチの直接的な局所接触、農薬汚染された花粉や蜜や水をミツバチが消費する二次暴露によって、ミツバチに偶発的に影響を与える可能性がある。このような農薬への暴露は、現在ミツバチの個体数が減少していることを論じる時に、病原体や生息地の喪失と共に、最もよく引き合いに出される要素となっている。 ミツバチへのリスクの評価は、農薬暴露の発生率と、害虫駆除後の農薬の毒性に基づいている。この論文で研究者は、致死量以下の農薬暴露とその毒性、およびミツバチの管理との … See more >

Case Report:ハンドウイルカにおける神経ブルセラ症

海洋哺乳類におけるブルセラ症が1994年に初めて報告されて以来、クジラ類および鰭脚類での報告例が増加している。ブルセラ属菌は種々のクジラ類において検出されているが、病理学的所見がみられることは珍しく、神経系の病変は主にスジイルカ(Stenella coeruleoalba)で報告されているのみである。 本症例はカナリア諸島のハンドウイルカ(Tursiops truncatus)における神経ブルセラ症の最初の報告症例である。これまで、この種で検出された病理学的徴候は、脂肪および肺の膿瘍、椎間板脊椎炎、 … See more >

インコの食事と健康

インコは人と同様に健康のために食事を選ぶことはなく、癖になるような良い体験を得るためだけに食事を選ぶ。彼らは、その色や発声能力、長寿、行動を理由にペットとして選ばれている。しかしながら、ほとんどの飼い主は彼らが必要とする栄養素についての知識に乏しく、その結果、深刻な事態が引き起こされる。 これまでの研究にて、種子や人間の食物を給与された場合、ビタミンAとD3、カルシウムの摂取が不足する鳥がいることが示されている。市販のフードでも脂肪の過多や蛋白質の欠乏が生じることもまた事実である。食事は寿命や身体機 … See more >

フードの品質に対するペットの飼い主の認識

近年、伴侶動物に対する飼い主の感受性は高くなってきている。そして、栄養素が動物の福祉を維持する1つの方法であるとみなされることによって、この問題に対する関心も高くなってきている。 ペットフードを購入する際の意思決定の過程についてより理解を深めるために、イタリアのペットショップと見本市でアンケートを実施した。猫、犬、そして猫と犬両方の飼い主から935件の回答を得た – 主に女性(61.8%)。 過去の研究によると、犬と猫の飼い主はペットのアクセサリーに比べて、品質が良いと思われるフードに対して、より多 … See more >

栄養と認知機能

老化は、ペット(および人間)の認知機能に悪影響を及ぼす可能性がある様々な変化をもたらす。実際、脳の代謝率は高く、犬では6歳までに著しく低下することが報告されている。また、栄養素によっては、その欠乏によって脳の老化プロセスが加速する可能性があることも知られているため、栄養管理は非常に重要である。 本論文は認知機能の低下と機能障害、そして、抗酸化物質、ビタミン、オメガ3脂肪酸などを用いた食事療法によるその管理に焦点を当てている。通常、認知機能障害は進行性で、ペットにおける調査もいくつか存在するものの、猫 … See more >

Case Report: 放射線誘発性骨肉腫が疑われた猫の1例

放射線によって誘発された腫瘍は人と犬では時折報告されているが、猫ではそのような症例は報告されていない。本報告は、飼育猫において放射線誘発性骨肉腫が疑われた初めての症例のようである。 全ては3歳の去勢済みの短毛雑種猫が、1週間にわたる進行性の尾の不全麻痺の精査のためにオンタリオ獣医大学健康科学センター(Ontario Veterinary College Health Sciences Center)に 紹介されてきたことから始まった。身体検査では明らかな異常は認められなかったが、神経学的検査にていく … See more >

Case Report:ヨツユビハリネズミの致死的気管支肺炎

アデノウイルスによって引き起こされる感染症は、潜在性で種特異的であることが一般的である。本報告では、この前提に従わなかった症例 – スカンクアデノウイルス1(SkAdV-1)に感染して死亡したハリネズミ – について記されている。 全ては、一見健康そうなヨツユビハリネズミを35頭の個体群に導入してから10日後に始まった。最初に、先住個体35頭のうち8頭で眼脂と鼻汁がみられるようになった。数日後、そのうちの3頭が死亡し、1頭から組織を採取してホルマリン固定を実施した。検査の結果、病理組織検査にて気管と … See more >

獣医師の精神衛生と幸福度

獣医師には様々な形で仕事のストレスがかかり、精神障害をもたらすことがあるため、この問題について多くの試験が実施されているが、これまで以上に有意なデータが求められている。 獣医師における重度の精神障害の罹患率と幸福度を調べるため、本試験の著者はアメリカ合衆国で働く獣医師にe-mailでアンケート(心理的苦痛の専門家による作成)を送り、3540件の回答を得て評価を実施した。 回答者の3分の2が1年以内に、抑うつ、共感疲労、強度の疲労、不安を感じていた。なかでも45歳未満の獣医師が最も精神的苦痛を感じてお … See more >

長期ストレスは異種間で伝染する?

イヌとヒトの密接な関係は少なくとも一万五千年も続いており、この独特な関係をさらに掘り下げるべくさまざまな研究が実施されてきた。 この2種間では短期ストレスが伝染することが数々の試験から明らかにされているが、著者の知る限りでは、異種間での長期ストレスの同期について調査したのは本研究が初めてである。 毛髪が生成される際に血清中のコルチゾルが取り込まれることから、過去に遡ってホルモン濃度の変化を知ることが出来るという前提のもと、飼い主とイヌの毛髪中のコルチゾル濃度(HCC)を測定した。 58組のHCCを夏 … See more >

ウマのように見る

視覚は危険を回避したり、方向を見定めたりするのに必須の機能である。その特徴は動物種により異なっており、スポーツやトレーニング、飼育の環境を整える際に配慮が必要である。特に、ジャンプを伴うウマのスポーツ競技では、ウマ(と騎乗者)の安全を担保するために重要である。 現在、障害物の外観はヒトの知覚に合わせて設計されている。これを踏まえて、本研究は、天候や時刻などの要因を考慮しながら、現在のフェンスとハードルの予測される視認性を比較し、環境中の色に対するウマの反応を解析することを目的に実施された。研究では、 … See more >

症例報告:ウマ繁殖農場で発生したβ-コロナウイルスの集団感染

β-コロナウイルス(BCoV)は若齢馬の消化器疾患に関連している場合が多いものの、競馬や繋養施設における成馬での発生例もいくつか報告されている。著者らの知る限り、本報告は単独の隔離群におけるBCoV集団感染としては最大規模のものである。 集団感染の初発症例は2頭の3歳の牝馬で、発熱と元気消失、軽度の疝痛症状が観察された。これらの徴候は6か月齢から12歳までの別のウマ3頭にも認められた。5例中4例ではNSAIDsとフルニキシンメグルミンの投与により、2-5日間で臨床徴候は消失した。 初発症例のうち1例 … See more >

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