獣医師コース
小動物内視鏡学
GPCert in Small Animal Endoscopy & Endosurgery
ISVPS General Practitioner Certificate (GPCert)
- インフォメーション
- プログラム
To be confirmed
獣医診療において、従来の外科的治療の代替としての内視鏡手術と組み合わせた診断の補助としての内視鏡検査は、急速に成長している分野です。このプログラムは、内視鏡検査を実践に導入するために必要な理論と臨床技術の両方の徹底的な基礎を提供します。
プログラムに含まれるもの
-各モジュールにて配布される講義ノート
-授業スライド *E-learning上でのみ閲覧可能
-3人1組の実習授業
-昼食およびコーヒーブレイク
講師:
会場: Osaka
日程: To be confirmed
GPCert in Small Animal Endoscopy & Endosurgery
ISVPSによる認定::
01 - 内視鏡検査と内視鏡外科のイントロダクション:器具
ヒトの外科における内視鏡検査の歴史的変遷・現在の応用を理解し、これを現在の獣医療現場と関連づける。 硬性・軟性内視鏡を含む、内視鏡器具について説明・識別し、それぞれの長所と短所を比較する。 自身の診療現場や患者に最も適した器具を選択する。 硬性・軟性内視鏡検査の付属的器具と電気外科手術の使用について検討する。 獣医臨床現場への内視鏡検査の取込みについて検討する 低侵襲外科手技への電気外科手術の使用と応用を理解する。 器具の洗浄と手入れの仕方を理解する。 獣医療現場への内視鏡の導入について論じる。
02 - 関節鏡 I
関節鏡検査の手技に必要な器具をレビューする。 肘、膝、肩関節における一般的な病態について説明し、これらの関節の正常時と病変時の内視鏡所見を区別する。 関節鏡の適応について理解する。 患者の術前準備と体位、肘、肩、膝関節鏡検査のためのポート作成を理解し、ウェットラボ環境において実演する。
03 - 関節鏡 II
肘、肩、膝関節鏡検査を実施する。 肘、肩の簡単な関節鏡手術を実施する。 上記の手技によって起こりうる合併症を理解する。
04 - 硬性内視鏡検査: 腹腔鏡
腹腔鏡の適応を検討し、低侵襲手術と開腹手術の利点と欠点を説明する。 腹腔鏡検査における患者の準備について説明する。 腹腔内送気の麻酔学的意義と最適な送気法を説明する。 ウェットラボ環境において、ベレス針の挿入および送気を実演する。 初回ポート設置時および手技中に、体格の異なる患者に対して、送気用の適切な流量と圧力を設定する方法を説明する。 人間工学に基づいた器具の使用および最適な組織操作のためのポート配置の原則を説明する。 健康時および疾患時における腹腔およびその臓器の正常な内視鏡所見を比較する。 ウェットラボ環境で腹部臓器生検の手技を実演する。 腹腔鏡検査で起こりうる合併症を理解する。 胃固定術、胃または腸管内異物除去術、停留精巣去勢術、および腹腔鏡補助膀胱鏡検査のための腹腔鏡手術手技について理解する。
05 - 硬性内視鏡検査: 卵巣摘出術と卵巣子宮摘出術
電気メス、血管シーリングデバイス、クリップ、縫合糸などを含む、腹腔鏡手術における止血の原則を復習する。 卵巣子宮摘出術と卵巣摘出術を比較し、子宮を摘出する必要がある場合を定義する。 腹腔鏡下卵巣子宮摘出術と卵巣摘出術の手技を比較し、ウェットラボ環境で実演する。 腹腔鏡下卵巣摘出術におけるシングルポート、ツーポート、スリーポート各術式の利点と欠点を比較し、必要な器具について説明する。 腹腔鏡手術で起こりうる合併症を列挙し、その禁忌を挙げる。 合併症を伴わない粘液嚢胞に対する腹腔鏡下胃固定術および胆嚢摘出術の手技について理解する。 開業医への腹腔鏡下不妊手術導入の経済的意味を検討する。
06 - 硬性 内視鏡検査: 胸腔鏡検査
胸腔鏡検査の手技に必要な器具をレビューする。 診断的または治療的胸腔鏡検査適応について理解する。 胸腔鏡手術における患者の準備について説明し、麻酔法について論じる。 内視鏡ポートの配置を含め胸腔へのアプローチ法を特定する。 胸腔鏡探査、肺およびリンパ節の生検、そして心膜切除術の手技を理解し、ウェットラボ環境で実演する。 胸腔鏡検査によって起こりうる合併症を理解する。 肺葉切除術、縦隔腫瘍、PRAA、PDA、膿胸などのより高度な胸部手術における低侵襲手術法の適用について説明する。 胸腔鏡検査で起こりうる合併症を列挙する。
07 - 硬性内視鏡検査: 鼻鏡検査やその他の◯◯鏡検査の基本原則
鼻甲介の解剖学的構造を特定し、内視鏡を用いてそれらを観察する方法を説明する。 上気道の検査に利用可能な硬性内視鏡設備の範囲を理解する。 硬性鼻鏡検査の適応症および必要な追加の画像診断法を挙げる。 硬性鼻鏡検査のための患者の準備について説明する。 硬性内視鏡を用いた上気道検査のための一般的な内視鏡検査技術を実演する。 上気道の各部位における硬性内視鏡と軟性内視鏡の利点と欠点を説明する。 診断用検体を採取するための正しい生検技術の重要性を概説する。 前頭洞を検査する。 正常な鼻腔の所見と一般的な鼻腔病変を比較する。 鼻腔アスペルギルス症認識、診断、治療法について理解する。 エキゾチックアニマルの症例、気管内視鏡検査、咽頭の棒状異物による損傷の評価、瘻孔および咬傷の検査を含む、その他の“ ◯◯鏡検査” について議論する。 鼻咽頭狭窄の認識、診断、治療法について記述する。 緩和療法としてのレーザー切除を含む、鼻腫瘍の認識、診断、および治療法について説明する。 ウェットラボ環境において、上記の技術を実演する。
08 - 硬性内視鏡検査: 耳内視鏡検査、尿道膀胱内視鏡検査、膣内視鏡検査
耳の解剖学、特に中耳の重要な構造を識別する。 耳内視鏡検査の適応症を挙げ、従来の耳鏡検査に対する利点を説明する。 あらゆる大きさの犬・猫において、外耳道および中耳の検査に適した機器を説明し、選択できる。 ビデオオトスコピーを用いた深部耳道洗浄を熟練して実施できる。 鼓膜切開術および中耳の検査において熟練した手技を実演する。 耳内視鏡検査で起こりうる合併症を説明し、術後の処置の概要を述べる。 犬および猫における尿道膀胱鏡検査および膣鏡検査の適応を列挙する。 患者の術前準備と、雄・雌の犬・猫における上記の検査の一般的手技を理解する。 内視鏡での正常な前庭部、膣、尿道、膀胱の見た目を理解する。 健康時と疾患時の泌尿生殖器系の所見を比較する。 異所性尿管、副腎傍残遺組織、尿道括約筋機能不全、狭窄、移行上皮癌などの疾患に対する低侵襲治療の選択肢を説明する。 経尿道的アプローチが不可能または不十分な場合(例:大型結石、犬または雄猫)に、腹腔鏡補助下膀胱鏡検査を使用すべき状況を説明する。 生検および各種サンプリング手技について説明し、ウェットラボ環境において適切に実施する。
09 - レーザー内視鏡外科のイントロダクション
レーザーの物理的特性および使用原理(組織との相互作用、接触モードと非接触モード、連続波とパルス波を含む)に関する基本的な理解を要約する。 動物のレーザー手術に利用可能な器具をレビューする。 内視鏡下治療におけるレーザーの活用法を理解し、ダイオードレーザーとホルミウムレーザーの特徴、適応、利点・欠点を比較検討する。 消化管、鼻、膀胱の腫瘍のレーザー減容積手術と異所性尿管の切除をどのように実施するか理解する。 レーザー手術に伴う潜在的な合併症を理解し、その予防策および発生時の対応方法を説明する。 上記の技術の一部を実演する。
10 - 軟性内視鏡検査: 基本テクニックと下部消化器
消化管内視鏡検査に適した内視鏡の選び方について論じる。 軟性内視鏡の使用方法を実演する。 消化管から検体を採取する方法について説明する。 下部消化器への内視鏡検査の適応を検討する。他の検査法が望ましい場合とを比較する。 下部消化器内視鏡検査で起こりうる合併症を理解する。 患者の術前準備と内視鏡の一般的手技を理解する。 内視鏡での正常な回腸、結腸、盲腸および直腸の見た目を理解する。 胃および食道内の異物摘出の可能性を最大限に高めるための方法と器具について説明する。 経管栄養チューブの留置適応を特定し、内視鏡下留置のための最適な手技と器具について説明する。
11 - 軟性内視鏡検査: 上部消化器
上部消化器への内視鏡検査の適応を検討する。上部消化管内視鏡検査の前に実施すべき診断手順を説明する。 上部消化器内視鏡検査で起こりうる合併症を理解する。 上部消化管の最適な検査を行うための患者の準備について説明し、幽門の挿管を含め、徹底した検査のための一般的な手技について理解する。 内視鏡での正常な食道、胃、十二指腸の見た目を理解する。 組織学・細胞診・培養検査のために最適な生検標本を採取するための生検技術を説明する。 実習環境で内視鏡を効果的に操作する。
12 - 軟性内視鏡検査: 気道と治療テクニック
気道への内視鏡検査の適応を検討する。 気道の内視鏡検査で起こりうる合併症と対処法を理解する。 患者の準備と、上部・下部気道の検査のための内視鏡の一般的手技を理解する。 内視鏡での正常な鼻腔、喉頭、期間、気管支の見た目を理解する。 検体採取の手技、その使用法および適応時期を説明する。 異物回収と栄養チューブ設置の手技を理解する。 実習で上記の手技を効果的に実演する。

